マジコン

2010年08月18日

昔、オンラインで知り合いの主婦の人が、息子にマジコン使わせてるのに文句言った時に、
「CDレンタルとかYoutubeで音楽聞くのとどう違うの!?」って逆ギレされてむかついた事がございまして。
反論してもどーせ感情論でファビョられるだけだろうと思い、その場はお茶を濁したのですが、
昨今のマジコンの普及具合の陰にこいつがいると思うと腹が立ってしょうがないので、ぶちまける事にしました。

マジコン流行っているようですね。
一年位前に深夜の馬鹿力でも取り上げてた
俺は使ったことありません。って注釈入れるのも馬鹿らしいけどさ。
昨年末には蓮舫の息子がマジコン利用疑惑とかあったけど、なんせ罪の意識が無いのが怖い。
で、マジコン利用者の多くが言うのが、どうやら「Youtubeとどう違う!?」って事のようなのです。

マジコン問題とYoutube問題って、単純に「ゲームか音楽か」という点が、実は決定的に違うと思ってます。
音楽にとってYoutubeってのは、「うまく使えば武器に出来る」場所で、LadyGagaの例を出すまでも無く、
インディーズから大手まで、Youtubeはプロモーションツールとして機能しています。

なんでYoutubeはこういう場所になりえた、更に言えばCDレンタルが商売になりえたかというと、
音楽業界って良くも悪くも「アーティスト」を売る業界だから、というのがあると思います。
昔書きましたが、音楽を通してファンになり、好きだ!という気持ちの表明としてCDやグッズを買い、
ドキドキしながらライブに足を運ぶ。そういう業界では、Youtubeやレンタル業態は有効たり得ます。

で。音楽は「ファンを作って、その気持ちをお金に変える」というのが、既に成立してるというだけでなく、
「真っ当な才能の換金手法」の一つだと思うのだけど、ゲームの場合はそうじゃないです。
ゲームはあくまで、(一部のタイトル以外は)ソフトを通じてしか換金できない。
その「一部」ってのはいわゆるキャラゲーと言われるものだったりのことで、
ファイナルファンタジーはキャラゲーに走ってつまらなくなった、と言われたりもしました。

これはなぜかというと、ゲームはあくまでも、「楽しむためのプログラム」だからです。
これはトランプゲームとかボードゲームでもそう。インタラクティブなものは全てゲームと言ってる人が居たけど、
僕はゲームってのは、楽しむ事を追求したルールの体系だと思っています。キャラクターやグラフィックは、
本質的にそのルールを生かし快感を増すための演出です。(もちろん超大事な要素です。)

しかし、ルールにファンはあまり着きません。
サッカーが好き、という人は、多くの場合選手や試合が好きなのであって、
「ボールを手で触ってはいけない」というルールが好きなわけではありません。
テレビゲームの中でも、ポケモンファンだという人がお金を使うのは、ピカチュウグッズです。
「この乱数のバランスが神がかり的に上手いんだよなー」なんて言いません。一部の人以外は。


音楽の場合、曲とアーティストは本質的に強く結びついており、アーティストのファンが増えれば
収益が増えるビジネスモデルが有効に機能しうるため、曲が無料でYoutubeに流れても、
工夫次第でお金に変えることが出来るのです。しかしゲームは「ルールの体系」であるため、
作者やキャラクターと強く結びつかなくても、面白いゲームでありえます。
その純粋性故に、マネタイズの幅がない。ソフトが売れないと作者が食えなくなるのです。

そしてその純粋性は、ゲームの本質でもあります。純粋に、プレイヤーの快楽の為に。
音楽や映画では魅力となりうる「作者のエゴ」が入る隙は僅かです。
ゲームバランスという言葉があるくらい、オモシロさの肝として「調整」が必要です。
作家の力ではなく職人の力が要求される度合いは、テレビゲームが一番でしょう。次点は多分アニメ。

ここまでに異論があるマジコンユーザーは、
「アーティストが誰か分からないけどYoutubeで聞いてる曲の数」と、
「どこのスタジオが作ってるか分からないけど遊んでるゲームの数」を
比べてみるといいと思います。絶っっ対に、後者の方がずっと多いから。
てか、スタジオ分かってゲームしてるなんてほとんどねぇだろ。MotherがAPEだって位しか知らん俺。

要は、Let It Beを「ビートルズ良いなー」って思って聴く人は多いけど、
ドラクエやって「堀井雄二良いなー」って思う人はほとんどいないでしょって事です。
AKB48の新曲!つったらある程度は売れるけど、APEの新作!じゃほとんど売れないでしょうと。
これが、音楽とゲームの決定的な違いです。

この違いがあり、さらに「誰が作ったとかどうでも良い!楽しんで!」という職人気質も大好きなので、
Youtubeで音楽を聴きつつ、しかしマジコンが大嫌いという事に、矛盾は無いと思っています。

これは外野である俺のぶちまけなので、正しい正しくないじゃなくて、好きか嫌いかです。
なので友人の中にもし使ってる人が居たとしても、「まぁお前なら別に良いや」みたいな事もありえます。
が。基本的には、罪悪感すらない奴は嫌いだし、ゲーム業界がマジコン許容するまではアンチです。
その表明として叫びます。でも下品な個人攻撃なので色反転しておきます。

○○きちのド底脳!この程度も想像つかない親に育てられた子供の程度が知れるわ!
何がマジコン使ってないといじめられるだ!教育もできねぇバカが親気取ってんじゃねぇ!
どーせお前もろくな育てられ方してねぇんだろうな!援交くらいしてたんじゃねぇの?
「やらなきゃ苛められるし、みんなやってるし」とか言ってよ!そうやって言い訳し続けてろバーカ!


最後に。
音楽業界の職人達にとってはYoutube問題はより大きな問題だと思うし、
CDを売る事で利益を得ていたレコード会社にとっても見逃せない問題だとは思います。
ネットと音楽については、ココや上記のココに書きました。
今回はマジコンと比較されるYoutubeの問題に的を絞ってます。ご了承下さい。

sarustar at 06:32|PermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Clip to Evernote