2015年01月26日

中邑真輔かっこ良すぎエモい(ミイラキラーPV感想)



プロレス好きな人からは怒られそうですが、試合ではなく踊る中邑真輔を見てビンビンきました。試合は見たことないですごめんなさい。で、我ながらなんでこんなにクるのか分からなかったので、ちょっと考えてみました。

まず上記の動画の第一印象。ガキンチョ共がシャラくさい。ただこのシャラくささというのは、もう完全に「これをモノにするには若すぎる」ってだけの事で、決して嫌いだと言いたいわけではありません。茶番をやり切ってるんだという説得力は、まだどーやったって持ちようがないんだと思います。輸出コンテンツはエキセントリックであればあるほど強いわけで、自国民としてみると鼻につくのは仕方ない。これは以前の「Happy問題」で僕を悩ませたものと同じです。あれは酔っ払った大人の所業だから、嫌悪が舳先で旗振ってたけど。あ、曲は割と好みです。

で。この動画における中邑真輔の存在感とあり方について。僕の理解を越えています。プロレスのプロレスラーの表現力ってこんなとこまでいってんのかと。めちゃイケでの中居くん的なナニカをみたいなものを、愛と忍耐で長い年月かけて抽出し知性と偶然とフィジカルの説得力で結晶化した感じといえばいいのか。

例えば僕が何者かとしてこの中邑ポジションに抜擢されたとして、こんな洗練されたアイデンティティを示せる気が微塵もしません。この達者なガキンチョどもを前に、どう振る舞えば良いか分からない。アウェーな土俵もといリングに一人降り立ち、チャンピオンベルト晒して相手のブックに余裕綽々に乗っかる力量。努力やプロであるという自意識すら感じさせない、人を食った表情と動き。インテリジェンスが裏打ちする色気に塗れた軽妙洒脱な存在感。それらをこの場で発揮すれば良いという判断の正確さ。

凄いよプロレス。新日本と言えばいいのか?詳しくないからなんか言うのも憚られます。ちょっと河本さんに教えを請わねば。

そんな中邑真輔の魅力、魔力に衝撃を受けた僕ですが、あわせて衝撃を受けたのが、その魔力を見事動画に落とし込んだ、このディレクター、あるいは中の人の力量です。

例えば、中邑真輔のマイムからの「あーそびーましょ」を受けてのあの表情。なんてオーダーしたんだ。そしてその後の力比べの流れと結果。なんてオーダーしたんだ。両者の、単に「ダンサーとプロレスラー」「大人と子供」「ゲストとオーナー」といった二項対立では説明付かない、複雑で絶妙なバランスを定義せんとする物語。キッズやキッズが表現するものへの信頼と、中邑真輔の言葉に出来ないナニカ(おそらくイヤァオ!的な何か)への信頼が高いレベルでバランスしていないと収穫できないカット。それをもぎ取った奴がいる。凄い。

ひょっとしたら。中邑真輔が凄すぎて、当初のオーダーの斜め上3000mくらいのパフォーマンスをした可能性もあります。でもだとしたら、仮に全くの偶然の産物だとしたら、中邑真輔をキャスティングする理由が見えない。イヤァオ!という空(クウ)への投身の一歩を踏み出す理由がわからない。愛か。プヲタの愛と盲信なのか。その可能性もあると感じてしまうくらい、今の僕にとって中邑真輔はオーパーツです。誰が撮ったんだ。

天ぷらキッズ(の中の人含む)と中邑真輔に共通するものは、自らが飛び込んだ「茶番」への確信と愛、そして距離感ではないかと思います。上の動画のサムネ、この表情を正面ではなく斜め上から撮る「距離感」。中心に意味のないものを据えることで得られる無限の自由…というとなんて日本的。で、今いろいろ中邑真輔動画漁ってたら、京都出身なのねこの人。なんだろうこの説得力。第一印象として下に貼る動画との関連性を感じたんだけど、それだけじゃないな。このウルトラマンのスタンスから更に一歩も二歩も前にいる。

今後、天ぷらキッズが誰かとコラボるとして、これは相当相手の力量が問われるよなぁと思います。今後の天ぷらキッズの動向に俄然興味が。もちろん今の、そしてこれまでこれからの中邑真輔にも興味が出てきました。漁らねば。フォローせねば。足を運ばねば。



sarustar at 12:58│Comments(1)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Clip to Evernote レビュー | 時事ネタ




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この記事へのコメント

1. Posted by イィヤァオォォッ   2015年01月26日 16:52
大好きです ファンです🎵

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